気づいたら12月になっていた
特に11月に実施した入園説明会から今日に至るまで
来年4月入園をご希望の保護者の方々より
連日のようにたくさんのH31年度入園申込書を提出いただいている
時間の経過は早いもので、明日がいよいよ提出期限となった
来年の我が子の園生活の姿をイメージするため
雨でも寒冷でも遠方でも
園見学をし、園を厳選する親のスタンス
園への質問事項を予め準備している親の姿勢
旦那にも見てもらいたいと複数回見学をされた両親の熱意
あらゆる親の心が私にとって感動的だった
それは
親の心に「我が子への愛」が理由になっていることが感じられたから
どんなに仕事で忙しくても
どんなに家事や育児で大変でも
どんなに貴重な休日であっても
すべての心に「我が子のタメに時間をつくる」という感情が存在し
見学をする・説明を聴くという行動につながっていることがうれしかったから
もちろん、親としての利便性(通園キョリ・通いやすさ等)も
園選びの基準として心の中にあるだろう
でもきっと、利便性の片側の天秤には
我が子の園生活環境があることは間違いない
私は、その前向きな心に感動させられた
だから私自身も前向きな心でいようって思った
正確に言うと、
来てくれた親たちの心を後ろ向きの心にならないように
前向きなメッセージをプレゼントしようって思った
決して安易に、枠があるから入園できますよって伝えているんじゃない
決して簡単に、得点が高いから優先されやすいですよって説明しているんじゃない
保育理念や保育内容を丁寧に説明し、
来年度の各学年の入園枠の事実を伝え、
希望する保育園に入園できることを信じて1月28日を待つということ
たとえ結果が第1希望の園じゃなくても
たとえ結果が保留になってしまったとしても
お父さん、お母さんの心はいつでも明るくしていてほしいということ
子どもは親の職業は知っていたとしても
いくら稼いでいるとか
どんな仕事をしているかを見ているんじゃない
楽しそうにしているとかうれしそうにしているという
親の感情を見ているということ
結果を待つことが不安だったり
結果を受けて辛かったりする気持ちは分かるが、
我が子は入園できる、次のチャンスもある、
第1希望園でなくとも我が子は伸び伸びと成長していける、という
気持ちを持ち続けることが
現実を呼び寄せたり、子どもにとってもプラスになっていくということ
を伝えている
これは、きれいごとや楽観的意見を言っているのではない
どうにもならないような悲壮的なことがあることなんて知っている
児童福祉法や原理原則を簡単に変えられないことだって知っている
ただ、
現実がどうなるか分からないという不安感を持つよりも
現実が思い通りにならなかったという不幸感を持つよりも
大丈夫、次にやるべきことをやろう、という
心の状態を保つ方が今後の生産性が高いと思うから
その心の状態の方が幸せなんじゃないかって思うから
来年4月、
お子さま、保護者の方々が
新たな出会いを喜び、
新たな生活を楽しみ、
そして新たな思い出をつくっていけることを
心から期待しながら
私たちは皆さまの入園をお待ちしております
提出いただいた申込書は大切に、確実に
区役所へ提出させていただきます
深謝