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ブログ

2018.11.13

かずやのつぶやきコラム~観劇会から得た学びと意味~

今日は「劇団さんぽ」さんによる年に1回の観劇会

表現を楽しむプロを間近に拝見できる楽しい会

子どもの心を豊かに、自由な表現の大切さを伝える会

 

さんぽさんは、

私が新宮あおぞら保育園の園長だった頃から知り合い、

もう6年間お世話になっている

今日演出してくれた『ミレド―さんのこびとたち』も

私にとっては2回目だった

 

とはいえ、

キャストが違うだけで表現の抑揚やリズム感、動きそのものが全く違うものに見えた

演出家はたった3人なのに、10以上の登場人物や楽器になりきっていた

舞台セットは過去と同様なのに、異なった劇の世界や雰囲気に入り込んだ

 

そして私は子どもたちの様子に注目した

子ども達の演出家に対する反応、表情、姿勢がうれしかった

そこに子どもの「創造」と「夢中」と「表現を楽しむ心」を感じたから

そこに子どもの「笑顔」と「真剣さ」と「参加的な声」が伝わったから

 

なんでだろうって考えた

こんなに子どもたちがハマっていくのかっていうこと

こんなに主体的に、能動的に楽しんでいけるのかっていうこと

劇のストーリーなのか

舞台セットや道具、衣装のリアリティなのか

演出家たちの演技力や連携力なのか

確かにきっとそれはある

でももっと本質的で基礎的なことがあるんだと感じた

 

人を楽しませるマインドじゃなく、自分自身が表現を自由に楽しむこと

表現によって自分の心を震わせることが、表現の楽しさを伝えられるということ

 

ストーリーや舞台等、技術力は手段や経験によるもので

その根底や土台になる心って大切なんだなって学んだ

そういった心の積み重ねこそが、ぶっちぎりに「自己肯定感」へと

つながっていくんだって思った

そんな時に、身近な人からの結果承認だけじゃなくて行動承認・意識承認・存在承認も

人の心の支えになるんだろうって考えた

 

もうすぐ第1回生活発表会がある

子どもたちに、

なりきったり、自由に歌や楽器を奏でることって楽しいよねっていうこと

人前で思いっきり表現するのってかっこいいよね、すてきだねっていうこと

を伝えることが、この観劇会の意味になっているんだと思う

練習を行っていくプロセスの中で

ウキウキする心と承認を大切に積み重ねていきたい

それが成長の肥料になるって信じてるから

 

【観劇会の写真集】

 

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