平成30年度のそらぐみが各小学校へと旅立っていった
香椎しもばる保育園第1期卒園児を自信を持って送り出すことができた
私は法人理事長として、事務長として
卒園児たちとのわずかでもかけがえのない時間を過ごせたこと
そして、その時間の積み重ねによってできた思い出をつくれたことに
心から感謝し、大切にしていきたい
別れの時は共につくってきた思い出があるから寂しい
別れの時は一緒に過ごす時間が日常的になくなるから切ない
別れの時はお互いに気持ちを通じ合ってきたから悲しい
だからこそ涙も出るし、言葉にできない感情だってある
でもそれでいい
いのちを大切にすること
親や先生、周りの人の話を目と耳で聴くこと
なんでもチャレンジすること
この3つを最後の私との約束で
卒園児たちに伝わるように言葉にしたこと
素直に自分の想いや感情を、言葉や表情に出すことができればそれでいい
その気持ちがみんなの心に通じ、その言葉を大切にしてくれればそれでいい
保育園で培った心と身体を小学校でも思う存分発揮していくとばい
これからもきれいで大きな心のお花を咲かしていくとばい
たまには保育園に顔を見せに来んといかんばい
別れの後は出会いあり
本年より看護師・保育士を計8名追加採用してきた
1年目とは異なる乳幼児数的観点、発達段階的観点等を
新クラス担任同士が集まり、打ち合わせ、連携し合いながら
新たな出会いと新生活にワクワクしていた
楽しみっていう期待と大丈夫かなっていう不安が
ミクスチャーでできた感情で心待ちにしていた
そしていよいよ開園2年目が始まった
合計114名の園児の園生活がスタートした
合計34名の職員の協働生活に幕が開けた
子どもと先生、子ども同士、親と先生、親同士、先生同士の
関係づくりと思い出づくりが一歩を踏み出した
たとえ
いつもと違う場所に慣れずに泣いていても
お父さんやお母さんと離れることが寂しくても
泣かずとも何かの不安を感じていても
いつもそこには
愛と情熱にあふれる先生がいること
いつもそこには
一緒に遊びたいって思っているおともだちがいること
いつもそこには
楽しい物や事がなんでもあって、みんながいること
を感じてほしい
子どもたちの愛着対象は人だったり物だったり事だったり様々なのかもしれないし
愛着対象となるキッカケ(手段や経験)も様々だと思うが、
その愛着の本質的な土台は人からの心の寄り添いなんだと思う
たとえば、早く泣き止んでほしいっていう気持ちでトントンしても
人との愛着の土台は築かれないっていうこと
ここは安心できる場所なんだ
ここは居心地がいい場所だな
ここにいると満足できる
という肯定的感情を持てるようになる時間が
個々で差異があったとしても
子どもの気持ちに共感する姿勢の継続が土台づくりのポイントだということ
明日は慣らし保育3日目
新入園児にとって初めての給食日
先生たちにとっては初めての段階ポイントが分かる日
ひとつひとつ、一歩一歩を共にしながら
育ちを楽しみたい
出会いの喜びを感じながら
これから良き思い出を残していきたい
令和元年も最高の年にしていきたい