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ブログ

2020.12.09

🚘交通安全教室🚘

皆様こんにちは。

事務の吉本です。

日中もだいぶ冷たさが増し、吐く息も日に日に白くなってきました。

大人たちが寒そうにしている姿を横目に

今日も子どもたちは元気いっぱいに外遊びやクラスの活動に勤しんでいます。

午前中、年中のこだまぐみと年長のそらぐみのみんなは「交通安全教室」に

参加しました。

その様子をお送り致します

 

本日は東区役所から2名、東警察署の交通課から1名の方が講師としてお越しになりました。

まずは園長先生からのお話。

みんなしっかりと眼と耳と心で聴けてるかな

さあ、お話のスタートです!!と思いきや・・・

ジャン

ジャジャン

ギターとサックスの登場で、場内は騒然(ザワザワ・・・)

そして間もなく、オープニングアクトが始まりました!!

演奏曲はみんなが知っている曲ということで、パプリカです

これには子どもたちもテンションが上がり

こんな様子に

演奏の前に講師の先生から「曲が分かる人は、踊ってもいいよー」と言われ

最初は踊る子どもたちもまばらでしたが、最後のほうになるとほとんど全員が参加し

先生たちも一緒になって楽しみました

恥ずかしくて座ってる子どももいましたが、そんな子たちも口ずさんで楽しんでいる様子でした

ウォーミングアップも終わり、準備万端といったところでしょうか

講師の方々の掴みも決まったところで、交通安全教室のスタートです。

 

みんな、歩道がない道路はどこを通れば安全かな?

わかるひと!ということで手を挙げた子どもたちのなかから2名が選ばれ

それぞれが考える安全な位置に子どものステッカーを貼り付けます。

見事に二手に分かれましたが、果たして安全なのはどちらなのか・・・

右側を歩くことが安全な位置になるということです

車は左側通行なので運転者からも歩行者からもお互いを確認しやすいため、とのことでした。

 

つづきまして。

信号の「」それぞれの配置はどのような順番だったでしょうか?

みなさん、パッとこの質問をされてすぐに答えることが出来そうでしょうか。

毎日見てるようでよくよく考えるとしっかりと見れてない部分かもしれませんね。

さあ、どちらが正解でしょうか。

正解は「」の順番です。

なぜこの順番になっているのかというと、信号はほとんどが道の左側から設置されていて

その左側の車道ではない場所から木が生い茂っていた場合、

赤信号が一番左にあると隠れて見えなくなる可能性があるから、ということでした。

止まれの合図が如何に大事なのかが分かりますね。

 

ちなみに皆さん、青信号の意味ってご存知でしょうか。

『進め』という意見が子どもたちからも沢山でましたが、これは間違いだそうで。

本来の意味は『進むことが出来る』『安全が確認できれば進んでも良い』という意味だそうです。

例え青信号だから大丈夫と思っていても、右折や左折してくる車や飛び出してくる歩行者や自転車が

いる可能性がありますので、でも十分に気をつけることが必要ですね。

 

歩行者用の信号についても学ぶ時間がありました。

みんな、横断歩道を渡っている途中で信号が点滅したらどうする?

走って渡る―!

戻ったらいいやん!

といった意見が飛び交いましたが・・・

横断歩道の中間地点以降まで到達していた場合早歩きで渡りきる

横断歩道を渡り始めの場合戻る

ということでした。

みんな早歩き、上手にできるかな??

 

ここで一旦講義は休憩となり、今まで学んだことを映像としてさらに分かりやすく学んでもらおうということで

区役所の方が用意してくださった交通安全のDVD上映会となります。

みんな真剣な様子で映像を見ていました。

しっかり学ぼうとする姿勢が伺えます。

 

DVDも終わったところで、急にマジックショーが始まりましたよ。

この3本の赤いひもが・・・

1本になったり、また3本に戻ったり

こうやって講義とのメリハリをつけることで、子どもたちを飽きさせず楽しんで学べる工夫が

随所に散りばめられている様子は、私個人としても学ぶ点があったなと感じました。

ショータイムの最後はみんなの気合で~

ハイッ

1本になりました~

拍手~パチパチパチ👏

 

マジックショーも終わり、今まで学んだことを実践してみようということで

先ほどの画像から、講師の方の後ろに何やら緑色の敷物が見えていますが・・・

横断歩道の渡り方を実際に子どもたちがやってみました

みんな上手く渡りきれるかな~?

年中さんと年長さん2人ずつ計4人で渡ってみよう

まずは渡る前に手を挙げて右左右と確認します。

安全を確認出来たら、周りを見渡しながら横断歩道を渡っていきます。

見事、渡りきったらハイタッチ

みんなちゃんと学んだことを活かして、渡れていました。

ここでその様子をお裾分け

みんなが渡り終えたところで、講師の方からこんな提案が。

「誰が横断歩道を綺麗に渡ることが出来るか選手権をします!」

「我こそはみんなの前で綺麗に渡ることが出来るって人ー!」

そりゃあもう、全員ですよね。

みんな披露したいという心が前面に押し出されています。

この中から選び抜くのは至難の業だったと思いますが、年中さん年長さんからそれぞれ2名が選出されました。

その雄姿を、ご覧ください。

そしてこちらに至っては圧巻の・・・

お手本を超越した、まさにモデルそのものです(同じ意味ですが💦)

しっかりと実際のシーンを想像して、緊張感も垣間見える表情は本当にリアルです。

本人の真剣なその眼差しが、この機会を教室だけに終わらせないんだという気持ちさえ伝わってくるようです。

 

 

そしてこの教室もクライマックスへと向かい、ドラえもんのテーマソング「夢をかなえてドラえもん」を

交通安全の歌として編曲した歌を、ギターの伴奏と共にみんなで合唱してフィナーレへと向かいました。

合唱が終わり、締めに向かうのか・・・と思いきや

せっかくサックスも持ってきてるし、なんと警察官の方は昨年まで警察音楽隊にもいらっしゃったということで

あと数曲ギターとサックスのセッションを聴かせて頂けることに

『ジングルベル』『あわてんぼうのサンタクロース』とクリスマスソングを2曲披露して頂き

3曲目にはアニメソングということで、名探偵〇〇〇のテーマソングを演奏して頂きました

そのアニメを見て育ってきた私が1番テンションが上がっていたかもしれません

そして、最後を飾った曲は、現在大流行中のあのアニメの主題歌です。

イントロが流れ出すと、その時点で分かった子どもたちは大興奮。

これまでとは比べ物にならないくらいの大きな声とテンションで大合唱でした

普段なかなか園の生活で歌う機会がないので、

これを逃すまいとみんなの気持ちが物凄く込められたように感じました。

 

大合唱も終わり、終わりのご挨拶の時間となりました。

年長のそらぐみさんがこの日のために作ったメダルを3人の講師の方にお渡ししました。

喜んでくれるかな・・・ドキドキ

小さな身体に必死に隠している後ろ姿、凄く可愛らしいです

お渡ししたら

首にかけるところまで、ちゃんと練習通りに出来ました

最後はみんなで、敬礼

もう一度、気をつけ!

からの~

敬礼

で締めくくりました。

みんな身が引き締まる思いだったのか、キリっとした素敵な表情でした

終わった後は、ハイタッチ

 

 

講師の方々が常に言われていたことは、小学生に上がると子どもたちが1人で出歩く機会が多くなり

危険なケースが今以上に多くなるという点です。

実際に交通事故で亡くなることが多い年齢は7歳ということでした。

園長先生からもお話がありましたが、子どもたちに心がけて欲しいことはまずは自分の生命を守ること。

生命はひとつしかない、かけがえのないものです。

私たち職員は子どもたちと、生命を大切にする心を育てていけるよう接していかないといけないなと感じ

またその心を保護者の皆様と育てていけるよう日頃の保育に臨んでいきたいと思います。

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