小春日和の心地よい天気ですね。
先週の土曜日と今日の2日間、入園説明会を開き、多くの方に来ていただきました。
その他にも毎日、たくさんの方が保育園の見学に来られています。
まずは、保育室の様子を見て頂き、保育園の理念や方針をお話しています。
昨年の今頃のことを思い出しますね。
まだ香椎しもばる保育園の園舎ができていなかったので、姉妹園の上府あおぞら保育園での入園説明会や面談。
新宮町まで来て頂き、お話をした保護者や子どもたち。
そして、先生たちとも12月に入って初めての顔合わせをしました。
あれから、1年が経とうとしています。
子どもたちにとって、本当に大切なことは何なのか。
保護者の方に安心して「ここを選んで良かった」と思われる園とはどんな保育園だろうか。
職員みんなが働きやすく、子どもたちと心から向き合うことができる保育園でありたい…
常にそのようなことを考えながら過ごしてきました。
保育所保育指針という保育の内容に係る基本原則も、開園とともに今年度4月から新しいものが適用されるようになりました。
全てが新しいものの中で、できるだけ研修にも参加し、職員みんなの学びを大切にしてきました。
保育所の役割とは、「子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならない」とあります。
子どもの最善の利益とは何なのか。
それを考えていくと、保育園の最大の目標である「子ども一人ひとりが幸福感、満足感、自己肯定感を得ること」に繋がっていきます。
子どもたちが遊びの中で体験したり、考えたりすること一つ一つに意味があります。
先日の観劇会での集中力、そして笑顔。
カプラでいろいろなものに見立てて遊ぶ子どもたち。
みんなで考えて、道を作り、小さな町ができました。
カブトムシ屋さんや、魚がいる池。
お肉屋さん。
同じ形のものが、お肉になったり、包丁になったり、まな板になったりします。
こどもたちの創造力には、いつも感心させられます。
子どもの笑顔、保護者の笑顔、職員の笑顔を大切にしながら、来年度に向かっていきたいと思います。
以上、末松でした。